Q1:地植えで茗荷を植えると庭中が茗荷だらけになって後悔するって本当ですか?
A1:事実です。茗荷の地下茎は地表下10〜20cmを縦横無尽に走り、数年で数メートル四方に拡大します。他の草花のエリアに平気で侵入し、一度広域に広がると根を完全に掘り起こすのは困難を極めます。地植えにする際は、深さ30cm以上の防根ウェーブシート(波板)で周囲を完全に囲い込むか、底を抜いた大型ペール缶や不織布ポットごと土に埋め込む「境界制限」を必ず施してください。
Q2:スーパーの野菜売り場で買った茗荷の実から栽培することはできますか?
A2:不可能です。食用として市販されている赤紫色の茗荷は、開花前の「花の蕾(花蕾)」そのものであり、発根するための成長点を持っていません。水に挿しても腐敗するだけで芽は出ません。栽培をスタートするには、必ず園芸店や種苗会社から販売されている「種生姜」ならぬ「種ミョウガ(地下茎)」またはポット苗を購入してください。
Q3:収穫した茗荷が中身スカスカで筋っぽく、美味しくない原因は何ですか?
A3:主な原因は「収穫の遅れ」と「土壌の乾燥・浅植え」です。地表に出て花弁が咲いてしまうと、栄養が種子形成に向かい、実の内部が急速に繊維化して空洞ができます。また、地下茎の植え付け深さが浅すぎたり、株元の土が流出して直射日光や外気に晒されたりすると、蕾が肥大する前に硬化します。株元にしっかりと増し土を行い、蕾の先端が少し見えた瞬間に収穫してください。