お風呂に充満する悪臭と一口に言っても、その正体は多岐にわたります。まずは浴室で感じている臭いがどのタイプに当てはまるかを確認してみましょう。
酸っぱい匂いや汗臭さを感じる場合、主な原因は皮脂汚れや石鹸カスをエサにして増殖した雑菌(主に黄色ブドウ球菌や緑膿菌など)の排泄物です。床の溝や壁、洗面器や椅子の裏などに蓄積した皮脂が酸化することで特有の酸味を帯びた臭気を放ちます。
一方で、ドブのような下水臭がする場合は排水設備のトラブル、ツンと鼻をつくカビ臭さは壁・天井・換気扇内部に根を張った黒カビが原因です。また、温泉地でもないのに硫黄のような匂いが漂うときは、排水トラップ内に溜まった毛髪やヘドロが嫌気性発酵を起こし、硫化水素などのガスを発生させている可能性が疑われます。