インターンの私服指定でスーツはNg?人事の本音と2026年最新の正解例

インターンの私服指定でスーツはNg?人事の本音と2026年最新の正解例

インターンの私服指定でスーツはNg?人事の本音と2026年最新の正解例について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

案内通知に「私服でお越しください」と書かれていた場合、額面通りに受け取って休日の街歩きのような服装を選ぶのは大きな誤りです。採用コンサルティング企業や就職みらい研究所などの実態調査によると、企業の採用担当者の8割以上が「私服指定であっても、ビジネスの場にふさわしいオフィスカジュアルを想定している」と回答しています。

企業がインターンシップで私服を指定する背景には、明確な3つの採用意図が働いています。

第一の理由は、学生のリラックスと本音の引き出しです。窮屈なリクルートスーツを着ていると、学生はどうしても身構えてしまい、あらかじめ用意してきた定型的な受け答えに終始しがちになります。グループディスカッションやアイデア創出型のワークにおいて、柔軟な発想や自然なコミュニケーション能力を発揮してもらうため、服装による緊張を解きほぐす意図があります。

第二の理由は、自社の職場風土(カルチャー)との親和性の確認です。特にIT、Webサービス、クリエイティブ系企業などでは、社員全員が私服で勤務しているオフィスが珍しくありません。そこに全身黒ずくめのリクルートスーツを着た学生が入ってくると、かえって業務空間から浮き立ってしまいます。自社のフラットな企業風土に馴染める人材かどうかを直感的に確かめる狙いがあります。

そして第三の理由こそが、社会人としてのTPO(時・場所・場合)を自ら判断できるかの見極めです。「私服」という一見自由な言葉の枠組みの中で、他者に不快感を与えない清潔感ある身なりを自律的に選択できるか。あえて余白を残した指示を出すことで、学生が持っている常識感覚や状況適応能力を観察しているのが人事の決定的な本音です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。