インナードライに悩む人が無意識に陥る最大の落とし穴が、「テカリを消そうとして皮脂を取りすぎるケア」です。洗浄力の強すぎるオイルクレンジングでゴシゴシ擦る、1日に何度も洗顔フォームを使う、アルコール濃度の高い収れん化粧水だけで済ませるといった行為は、角層の保湿成分を根こそぎ洗い流してしまいます。
改善への最優先タスクは、クレンジングと洗顔の見直しです。クレンジングは脱脂力の高すぎるものを避け、厚みのあるミルクタイプや摩擦の起きにくいジェルタイプを選びます。メイクとなじませる時間は40秒〜1分以内にとどめ、決して指先で肌を強く擦らないことが鉄則です。
すすぎの温度も極めて重要です。40度近い熱いお湯は肌に必要なセラミドを一気に溶かし出してしまうため、必ず32〜34度のぬるま湯を使用します。洗顔料はしっかりと濃密に泡立て、手のひらが直接肌に触れない「泡のクッション」で押し洗いする習慣を徹底してください。