家族の休息(レスパイト)を目的とした支援制度の導入も本格化しています。家族の介護疲れや冠婚葬祭、体調不良時に一時的に患者を受け入れる精神疾患のレスパイト入院や短期入所(ショートステイ)を活用することで、介護者はまとまった休養時間を確保できます。
在宅療養を継続する場合、看護師が自宅を定期訪問して服薬確認や精神状態の観察を行う訪問看護サービスの導入が極めて効果的です。精神科訪問看護の費用に関しては、自立支援医療(精神通院医療)を適用することで、自己負担割合が原則1割に軽減されるほか、世帯所得に応じた月額自己負担上限額が設定されるため、経済的な負担を最小限に抑えながらプロの見守り体制を構築できます。