チーチ・ロドリゲス設計コースの代名詞とも言えるハッピーバレーゴルフクラブは、「青山」「日吉」「太田」という個性際立つ3つの9ホールで構成された、全27ホール・パー108の丘陵コースです。PGAシニアツアーでも活躍したロドリゲスの設計哲学である「ゴルファーの力量に応じた楽しみと、果敢な挑戦に対する正当なリワード(報酬)」が随所に息づいています。
ラウンド経験者が一様に口を揃えるハッピーバレーゴルフクラブ難易度の核心は、フェアウェイのアンジュレーションと、傾斜の強いベントの1グリーンにあります。コースレートこそレギュラーティで70.0前後と標準的な数値に収まっていますが、実際の体感難易度は数打上に感じられる設計です。ピン位置がマウンドの頂上や段の奥に切られた日には、アプローチショットの落とし所を誤るだけでボールが無情にも3段グリーンの下段まで転がり落ちるなど、シビアなパッティング技術が要求されます。
ネット上のハッピーバレーゴルフクラブの評判を分析すると、高評価の理由として「景観美と戦略性の高さ」「メンテナンスの行き届いたグリーン」「何度訪れても攻めがいがある」という意見が上位を占めます。対照的に低評価をつけている層のコメントを精査すると、「グリーンの傾斜が速すぎて3パット、4パットを連発した」「フェアウェイの傾斜に足をとられ、セカンドショットでダフリが多発した」といった、コースの罠に翻弄された結果としてのフラストレーションが主因であることが浮き彫りになります。