購入者の間で永遠に繰り返される議論がある。コンピュータに数字選定を完全に委ねる「クイックピック」か、あるいは誕生日や独自の統計データに基づき自力で選ぶ「自分選定」か。
実際の当せんデータを見ると、1等当せん者の約3割から4割がクイックピックを利用している。これは単純にクイックピックでの全体購入シェアが高いことを反映しているに過ぎないが、人の認知バイアスを排除できるという意味で合理的な戦略だと指摘する数学者もいる。一方で、自分の直感や分析にこだわる買い手は、当せんそのものだけでなく「選ぶ過程の娯楽」を味わっていると言える。