事件後、表舞台から完全に姿を消した高知東生だったが、彼の人生はそこで終わりではなかった。執行猶予判決を受けた後、彼は自らの薬物依存症と向き合うため、本格的な治療とリハビリテーションを開始。依存症啓発活動を行うNPO法人などと関わりながら、自らの過ちと依存症の恐怖を隠すことなく発信し始めることとなった。
現在、高知は依存症予防教育の講演活動や著書の執筆、さらにはYouTubeチャンネルなどを通じて、自らの体験談を社会に還元する活動を続けている。失敗から立ち上がり、泥臭くやり直そうとする彼の姿勢には、かつての批判から一転して応援の声を寄せる人も少なくない。自らの過ちを認め、どん底から這い上がろうとする足跡は、依存症に苦しむ多くの人々にとって一つの光となっている。