現代のスター選手にとって、クラブから支払われる基本給は「年収の一部」に過ぎない。特に2020年代半ば以降、SNSのフォロワー数や個人のデジタル影響力がそのまま億単位の副収入へと直結する構造が完全に定着した。個人のInstagramやTikTokでの1投稿が数千万円の宣伝費を生む例は枚挙に暇がない。
さらに近年急速に普及したのが、Web3やファントークンを活用したダイレクトな収益化モデルだ。選手自らがNFTコレクションを立ち上げたり、パーソナルブランドの衣料品や健康食品を展開することで、現役時代から「起業家」としての収入源を確保している。ピッチ上でのパフォーマンスがそのままデジタルコンテンツとしての価値を跳ね上げ、クラブ給与の2倍以上をピッチ外で稼ぎ出すマルチタレント型の選手が増加中だ。