ネット上のコミュニティでは時折、「ドジャース相手にマーリンズは手も足も出ないのではないか」といった極端な言説が散見されます。しかし、記録を丹念に洗い直すと、そうした通念とは異なる意外な実態が浮かび上がってきます。
両チームのマーリンズ 過去対戦成績を紐解くと、ドジャースが勝ち越している事実は揺るがないものの、敵地マイアミでの試合では1点差の接戦や逆転負けを喫する波乱が度々生じています。その最大の要因は、マーリンズが誇る「無名ながら球速100マイル(約161km/h)を超える若手剛腕リリーフ陣」の存在です。実績では劣るものの、初見の変則フォームや規格外の球威にドジャースの強打者が詰まらされる場面は決して珍しくありません。
また、ドジャース側の「西海岸から東海岸への長距離移動による体内時計のズレと疲労」も無視できない要因です。フロリダ特有の湿気と密閉されたドーム球場の空気感に慣れたホームチームが、集中力を切らした常勝軍団の隙を突くという構図は、データ以上に現場レベルで警戒されています。