二人の出会いは1979年に放送されたドラマ『熱中時代・刑事編』(日本テレビ系)でした。主人公の熱血刑事・早野武を演じる水谷豊と、アメリカから来た天真爛漫な女性警察官役を演じたミッキー・マッケンジー。画面越しにも伝わる抜群のコンビネーションとお互いへの好意は、ドラマの枠を超えて急速に燃え上がりました。
当時、水谷豊はドラマ主題歌『カリフォルニア・コネクション』を65万枚超のメガヒットに導き、俳優・歌手として人気絶頂の渦中にありました。多忙を極めるスケジュールの合間を縫って愛を育み、1982年4月に二人は結婚を発表。国境を越えたシンデレラストーリーとして日本中が沸き立ちました。
ところが、新婚の甘い時間は瞬く間に暗転します。同居を始めてからわずか約半年後の1982年秋には、ミッキーが自宅マンションを出る形で実質的な別居生活へと突入しました。表向きには「文化の違い」「言葉の壁」と報じられたものの、新婚わずか半年のスピード別居の背後には、外部からは伺い知れない深刻な家庭内の亀裂が生じていたのです。