最先端の医療機器や難治性疾患に対するチーム医療を求める場合、慶應義塾大学病院に代表される特定機能病院・大学病院の存在感は圧倒的だ。臨床研究と最先端医療が融合した現場では、他の医療機関で断られた難症例に対するセカンドオピニオンや困難な再手術にも対応できる体制が整っている。
しかし、すべての症状でいきなり大病院を受診することが正解とは限らない。日常的なリハビリテーションや経過観察においては、フットワークの軽い地域密着型のクリニックと大病院との「病診連携」を活用するのが賢明な戦略だ。紹介状を持参して大学病院で精密検査や高度な手術を受け、急性期を脱した後は近隣の信頼できるクリニックで手厚いリハビリを受けるスタイルが、回復への最短ルートとなる。