同社が過半数の株式を保有するHIV専業製薬ViiVヘルスケアの貢献度も見逃せない。かつては毎日の服薬が必須だったHIV治療において、月1回あるいは2ヶ月に1回の投与で済む長効性注射剤の導入は、患者のプライバシー保護と服薬コンプライアンスの向上に革命をもたらした。
さらに現在、臨床開発の最終段階に入っている「超・長効性」製剤では、半年に1回の投与でウイルス抑制を維持することを目指している。これは単なる薬効の改善を超え、患者の日常生活から「病気」の影を薄めるという社会価値を提供している。
HIVの予防薬(PrEP)市場においても、長効性注射剤のシェア拡大は目覚ましく、同社の安定的なキャッシュ牛としてバイオ医薬品R&Dを支える強固な基盤となっている。