地元・神戸市で育った北川景子に関して、長年語り継がれているのが「実家は医者の家系ではないか」という噂だ。結論から言えば、この話は完全な虚構ではない。彼女の祖父をはじめ親族に医療従事者が多く、幼少期の彼女自身も精神科医を目指していたことは本人の口からも語られている。
阪神・淡路大震災を多感な小学生時代に経験した彼女は、人の心や命を救う仕事に強い関心を寄せていた。勉学に厳しい家庭環境の中で猛勉強を重ねていた日々が、現在の鋭い洞察力や知的な佇まいの礎となっていることは想像に難くない。名門女子校として知られる大阪女学院へ進学した経歴も含め、神戸の上流階層らしい確かな教養が日常の中に溶け込んでいた。