宇宙ステーションきぼうを肉眼で見る!2026最新通過日時と観測術

宇宙ステーションきぼうを肉眼で見る!2026最新通過日時と観測術

宇宙ステーションきぼうを肉眼で見る!2026最新通過日時と観測術を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

「宇宙ステーションが肉眼で見える」と聞くと、自ら強力なサーチライトを点灯している姿を想像する人が少なくありません。しかし、ISS自体が自発光しているわけではありません。その強烈な輝きの正体は、巨大な太陽電池パドル(幅約109m×奥行き約73m、サッカー場に匹敵する広さ)に反射した太陽光です。

ISSが肉眼で見えるのは、地上が夕方から日没後、あるいは明け方の時間帯に限られます。地上はすでに暗闇に包まれている一方、上空400kmの高空にはまだ太陽光が当たっているという「明暗のギャップ」が生じる数分間だけ、反射光が地上へと降り注ぎます。

夜空を横切る航空機とISSを見分ける決定的なポイントは以下の3点です。

  • 点滅しない安定した光:航空機は航空法に基づき赤や緑の衝突防止灯をチカチカと点滅させますが、ISSは太陽光を反射しているため、白から山吹色に近い光が一定の強さで輝き続けます。
  • 猛烈な移動スピード:ISSは秒速約7.7km(時速約28,000km)という猛烈な速度で地球を約90分で1周しています。そのため、西から東の空へ視界を横切る時間はわずか3分〜5分程度です。
  • 音の有無:高高度の宇宙空間を飛行しているため、地上に飛行音やエンジン音は一切届きません。完全な静寂のなかを滑るように進みます。
山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。