だが、非日常の浮かれ気分は翌朝の惨劇によって一気に吹き飛ぶ。暴露の皮切りとなるのは、スマートフォンの画面だ。泥酔した勢いで浮気相手に送るはずだった甘いメッセージを、本命のパートナーに誤送信してしまう「LINE誤爆」は定番の悲劇と言える。さらにタチが悪いのは、第三者によるデジタル拡散だ。
二次会のテンションで撮影された密着写真や動画が、鍵アカウントのつもりで投稿されたにもかかわらず、知り合い経由で瞬く間に流出。X(旧Twitter)上で「○○町の成人式で泥棒猫発見」といったキャプションと共に拡散され、炎上するケースが相次いでいる。スクリーンショット1枚で、長年築き上げた人間関係も信頼も一瞬で灰燼に帰すのが、デジタル時代のリアルな恐怖だ。