安易に模範解答を書き写す癖がつくと、一見すると進度が進んでいるように見えても、実力テストや応用問題に直面した途端に破綻する。「答え合わせ」を「思考の答え合わせ」へと転換させなければならない。
最短で応急処置を脱し、自力で解く力をつけるためのステップは明確だ。まず、例題の解法手順を何も見ずに再現できるか試す。次に、移項や因数分解の根拠を言葉で説明してみる。答えを見るのは、自力の思考を行き止まりまで推し進めた後だ。解答集を「カンニングペーパー」ではなく「自分のロジックを検証する答え合わせの鏡」として使いこなす意識改革が求められる。