2015年の『俺物語!!』で高校生役として共演した際、その圧倒的なビジュアルのギャップと愛らしさで日本中を魅了したふたり。しかし2026年の今、彼らが立つ場所は当時とは全く異なる。鈴木亮平は数々の演劇賞や映画賞を総なめにし、名実ともに日本を代表する演技派主演俳優としての地位を確立。一方の永野芽郁も、愛くるしいヒロイン像を鮮やかに脱ぎ捨て、複雑な内面を抱えるダークヒロインや難役に次々と挑戦し、目覚ましい成長を遂げてきた。
今作でふたりが演じるのは、逃亡者とそれを追う冷徹な観察者という息もつかせぬ関係性だ。クランクイン前の本読みの段階から、セリフの一言一言に宿る重みが異次元だったと現場スタッフは語る。11年という歳月はお互いを刺激し合い、高め合うための最高の助走期間だったと言わざるを得ない。