Q1:なぜ絶海の無人島である西之島にゴキブリがいたのですか?
A1:1970年代の噴火以降、島に接近した船や無許可で上陸した人間、海洋漂着ゴミなどを介して、外来種である「ワモンゴキブリ」が持ち込まれたことが主な原因とされています。天敵がいなかったため、海鳥の死骸や巣の有機物を餌にして爆発的に繁殖してしまいました。
Q2:西之島のゴキブリは噴火後も生き残っているのですか?
A2:生き残っていません。2013年以降の激しい火山活動により、旧島を含む島全域が超高温の溶岩流と厚い火山灰に覆われ、当時の陸上生態系は完全に死滅しました。環境省の継続調査でも生息は確認されておらず、根絶されたことが明らかになっています。
Q3:今後、再びゴキブリなどの外来種が西之島に侵入する可能性はありますか?
A3:自然流入の可能性は極めて低いですが、漂着ゴミや違法上陸による持ち込みリスクはゼロではありません。そのため現在、西之島への一般人の上陸は厳しく制限されており、学術調査隊も衣服や機材の完全滅菌消毒を行うなど、世界最高レベルのバイオセキュリティを実施して再侵入を阻止しています。