煉獄杏寿郎が無限列車の激闘で見せた最大の奥義が、玖ノ型・煉獄です。家名を技の名に冠していることからも分かる通り、歴代の炎柱を輩出し続けてきた煉獄家における究極の極致として代々受け継がれてきました。
アニメーション制作・ufotableの映像美によって可視化されたその威力は圧巻でした。構えを取った瞬間に足元の大地が窪み、全身から噴き出す闘気が灼熱の龍を思わせる業火となって螺旋を描きます。瞬時にトップスピードへと達する踏み込みは音速を超え、大地を深く抉りながら相手の懐へと一直線に突き刺さります。
上弦の参・猗窩座が繰り出した必殺の「破壊殺・滅式」と真っ向から衝突した際、杏寿郎は重傷を負いながらも猗窩座の強固な胴体を深々と両断し、頸の半分まで刃を到達させました。単なる物理的な剣戟を超え、術者の「魂の燃焼」を力へ変換する性質が、この奥義を唯一無二の存在に押し上げています。