偉大な詩人が去ったあとも、詩そのものは死なない。むしろ作者の手を離れ、読者一人ひとりの生活の現場で新しい意味を獲得しながら呼吸を続けている。
地球はいまも回り続け、カムチャツカにも、メキシコにも、私たちが暮らすこの街にも、順番に朝が巡ってきている。手渡されたバトンを落とさず、今日という一日をどう生きるか。詩人が残した短い言葉の群れは、今朝もどこかで誰かの背中を、そっと、しかし力強く押し続けている。 (出典: 谷川 俊太郎 朝 の リレー 全文(Yahoo!ニュース))
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