過去にダイレクトメッセージ(DM)をやり取りした記録があるなら、そこは最も雄弁な情報源となる。ブロックされても過去のチャットログ自体が消滅することはない。だが、表示される情報には明確な異変が生じる。
相手のプロフィール画像がデフォルトの白抜きアイコンに変わり、ユーザー名が「Instagramユーザー」という汎用表示に切り替わる。スレッドを開くと、プロフィール閲覧ボタンは反応しなくなっているはずだ。
通話ボタンを押しても呼び出し音すら鳴らず、メッセージを送信しても「既読」がつくことは二度とない。相手側の受信トレイにそのメッセージが届くことすらなく、通信は虚空へと吸い込まれる。