報道各社の事件取材データや警察発表を精査すると、声かけをきっかけとした逮捕事案には共通する行動パターンが存在します。単に「こんにちは」と声をかけたこと自体ではなく、その後に続く拒絶の無視や接触・追跡行為が決定打となっています。
実際に報じられた検挙実例を見ても、駅前で女性に「連絡先を教えてほしい」と声をかけ、断られたにもかかわらず腕や手首を掴んだケースでは暴行罪(刑法208条)が適用され現行犯逮捕に至っています。また、路上で立ち止まった相手に対して性的な言葉を執拗に浴びせかけた事例では、各自治体の迷惑防止条例(卑わいな言動等の禁止)違反として送検されています。
現場における警察の初動捜査では、防犯カメラ映像の精査と被害者の証言が重視されます。通報を受けた警察官が現場へ急行し、職務質問を行う段階で身元確認を拒否したり、逃走を図ったりした場合、罪証隠滅や逃亡の恐れがあると判断され、通常逮捕や現行犯逮捕の手続きが急速に進むことになります。