万が一、車内の熱気と混雑によって急激なのぼせ、めまい、気分の悪さを感じた場合は、無理をせず即座に対処することが重要です。
まず実践すべきは、首元・手首・足首の「3つの首」を外気に晒すことです。マフラーを外し、コートの襟元を大きく広げ、手袋を外すだけで、皮膚表面から熱が逃げて体温の上昇を食い止めることができます。可能であれば、首の後ろや頸動脈がある側頸部、手首の内側に冷たいペットボトルや冷却シートを当てることで、効率よく血液を冷やしてのぼせを鎮める効果が得られます。
また、深呼吸を行って副交感神経を刺激し、心拍数を落ち着かせることも有効です。それでも強い吐き気やめまいが続く場合は、我慢せずに次の停車駅で一度ホームに降り、ベンチで冷たい空気を吸いながら休息する勇気を持ちましょう。