専門学校には大学受験のような一律の「偏差値」は存在しません。河合塾や駿台などの模擬試験で偏差値表に記載されないため、難易度を測りにくい側面があります。しかし、「誰でも受かる全入校」と誤認して受験すると、不合格通知を受け取ることになります。
実際に東京電子専門学校の入試で不合格になる(落ちた)ケースを調査すると、以下の明確な共通点が浮かび上がります。
第一に、医療系学科における数学・理科の基礎学力不足です。診療放射線や臨床工学では、物理学・数学・電気工学の基礎知識が必須となります。適性検査や基礎学力試験において、高校基礎レベルの計算力や論理的思考力が著しく欠落している場合、入学後の進級が困難と判断され不合格となります。
第二に、面接での志望動機の曖昧さです。「池袋にあって通いやすいから」「なんとなく資格が取れそうだから」といった希薄な動機では、面接官を納得させられません。専門学校の面接官が最も注視するのは、「途中で投げ出さずに国家試験や就職活動までやり抜く覚悟があるか」という点です。オープンキャンパスへの参加経験や、なぜ大学ではなく本校の3年制を選ぶのかという論理的な説明が不可欠です。