ファンに最も強烈な衝撃を与えたのが、第3期「異次元世界編」における覇王十代 闇落ち 理由です。底抜けに明るかった十代が、なぜ冷酷非情な絶対君主「覇王」となってしまったのか。その引き金となったのは、過度な依存と責任の集中でした。
異世界へと転移したアカデミアを救うため、十代は常に先頭に立ち続けました。しかし親友であるヨハン・アンデルセンの失踪、仲間たちからの不信感と相次ぐ死(異次元への消滅)に直面し、彼の精神は限界を迎えます。「自分が強くならなければ誰も救えない」という強迫観念に囚われた十代の内なる闇が具現化し、弱者を容赦なく切り捨てる覇王十代が誕生しました。
この闇落ちの根底にあったのが、幼少期からの遊城十代 ユベル 関係です。十代を愛するあまり周囲の人間を傷つけ、宇宙へと追放されたカード精霊・ユベル。ユベルの歪んだ愛と復讐心が十代を追い詰め、その対抗手段として生み出されたのが、神をも融合素材にする究極の魔法カード超融合 遊城十代の象徴でした。十代は最終的に覇王の力と決別し、ユベルの苦しみを受け入れ、自らの魂とユベルの魂を《超融合》で一つにすることでこの悲劇に終止符を打ちました。