お茶で薬を飲むのはNg?最新研究で分かった意外なリスクと安全策

お茶で薬を飲むのはNg?最新研究で分かった意外なリスクと安全策

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お茶と一言で言っても、加工方法や原料によって含まれる化学成分は激変する。高濃度のカテキンを含有する濃い緑茶や煎茶は、鉄剤や降圧薬、一部の抗がん剤において最も慎重な取り扱いが求められる。カテキンが薬物の消化管吸収を物理的・化学的に妨害するためである。

烏龍茶や紅茶は、発酵過程でポリフェノールが重合しテアフラビンなどに変化しているが、カフェイン含有量は依然として高い。そのため降圧薬や精神科処方薬との相互作用リスクは消えない。一方、大麦を原料とする麦茶はカテキンやカフェインを含まないものの、ミネラル(マグネシウムやカルシウム)が比較的多く含まれるため、一部のテトラサイクリン系抗生剤との組み合わせにおいてキレートを形成し、吸収率を著しく低下させる可能性がある。ノンカフェインだから安全、という過信は禁物だ。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。