過去の大規模震災の教訓から、本当に現場で役立つ備蓄アイテムの優先順位は大きく変化しました。特に都市部・地方を問わず、ライフライン停止時に直面する現実に対応した厳選リストが求められています。
1. 非常用簡易トイレ(最優先・1人あたり最低50回分)
水や食料以上に切迫するのが排泄の問題です。下水道管が破断した場合、水洗トイレは使用できません。凝固剤と防臭袋がセットになった製品を最低1週間分備蓄することが必須条件となります。
2. モバイルバッテリー&大容量ポータブル電源
情報の途絶はパニックの引き金となります。スマホを複数回充電できるモバイルバッテリーに加え、冬場の暖房機器や小型家電を動かせるリン酸鉄リチウムイオン採用のポータブル電源が標準装備になりつつあります。
3. カセットコンロ&ガスボンベ(1人あたり12本推奨)
電気・ガスが停止した際、温かい食事を口にできるかどうかは避難生活のメンタル維持に決定的な差を生みます。冬期の発生を想定した熱源の確保は命に直結します。
4. 飲料水・保存食(ローリングストック方式)
1人1日3リットルの飲料水を最低3日分(理想は7日分)。高価な非常食セットだけでなく、普段から食べているレトルト食品、缶詰、パックご飯を少し多めに買い置きし、消費した分を買い足す習慣が最も無駄がありません。