もし自身や自社が標的になった場合、最初の数時間の振る舞いがその後の被害規模を決定づける。パニックに陥り、感情的な反論をSNSに投稿したり、コメント欄で犯人探しを行ったりすることは絶対に避けなければならない。火に油を注ぎ、まとめサイトに新たな「燃料」を提供するだけだからだ。
まず行うべきは、証拠の保全である。問題の投稿やまとめ記事のURL、タイムスタンプ付きのスクリーンショット、アカウント情報を漏れなく記録する。次に、自身のSNSアカウントのプライバシー設定を即座に非公開へ切り替え、過去の投稿から住所や交友関係が芋づる式に特定される経路を遮断する。沈黙を守りつつ水面下で客観的な事実関係を整理することこそが、致命的な炎上拡大を食い止める防波堤となる。