「痩せたいならジムに行く前に寝ろ」。これは近年のスタンフォード大学などの睡眠研究が導き出した直球の結論だ。慢性的な睡眠不足状態(6時間未満の睡眠)が続くと、満腹感をもたらすホルモン「レプチン」の分泌が低下し、逆に食欲を増進させるホルモン「グレリン」が暴走する。研究データによれば、睡眠不足の人間は1日あたり平均300〜400kcal余計にジャンクフードを欲することが分かっている。
また、深い睡眠(ノンレム睡眠)の間に分泌される成長ホルモンは、大人の体においても強力な脂肪分解作用を発揮する。一晩で約300kcal相当の代謝活性化に寄与しているとも言われており、睡眠を削ってカロリー制限を行うのは、自らブレーキを踏みながらアクセルを踏み込むようなものだ。就寝前のスマートフォンのブルーライトを断ち、深部体温をスムーズに下げる入浴法を実践することが、月3キロ減量への隠れたショートカットとなる。