手取り400万円を手にするには、額面年収が一体いくら必要なのか。結論から言えば、単身世帯(独身・40歳未満)の場合は額面年収約520万〜530万円、配偶者を扶養している世帯であれば額面年収約500万〜510万円が到達ラインとなります。
日本の給与所得者は、総支給額(額面)から「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」などの社会保険料と、「所得税」「住民税」が源泉徴収されます。年収が500万円を超えると累進課税や控除額の頭打ちが影響し、差し引かれる総額は100万〜120万円規模に達します。そのため、年収550万手取りを計算すると約415万〜420万円となり、手取り400万円を確実に超える水準となります。
実際にどれだけの金額が差し引かれるのか、最新の税率に基づいた額面年収シミュレーションを比較検証したデータが以下の通りです。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均給与は約460万円前後で推移しています。つまり、手取りで400万円を確保できる層は、給与所得者全体の上位30〜35%前後に位置する優良層といえます。