なぜ神は弟を選んだのか?アベルとカインの悲劇と嫉妬の真相を徹底解説

なぜ神は弟を選んだのか?アベルとカインの悲劇と嫉妬の真相を徹底解説

なぜ神は弟を選んだのか?アベルとカインの悲劇と嫉妬の真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

キリスト教やユダヤ教の聖典である旧約聖書 創世記において、エデンの園を追放された最初の人類、アダムとイヴの間に生まれた最初の息子たちがカインとアベルです。長男のカインは土を耕す「農耕者」となり、次男のアベルは羊を飼い育てる「羊飼い(牧羊者)」となりました。

太古の時代における二大生活基盤である「農耕」と「遊牧」をそれぞれ象徴する二人は、ある日、各自が得た収穫物を主(神・ヤハウェ)への捧げ物として差し出すことになります。兄カインは大地から採れた作物を、弟アベルは飼っている羊の群れの中から「肥えた初子(ういご)」を選び抜いて捧げました。

しかし、神の眼差しは残酷なまでに分かれます。神はアベルとその捧げ物には目を留めて喜ばれたものの、カインとその捧げ物には見向きもしませんでした。これが、後に続く未曾有の凶行へとつながる起点となります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。