女性ファッション誌『Oggi』が20〜39歳の女性110名を対象に実施したアンケート調査によると、男友達が多い女性の性格的特徴として最も多く挙げられたのは「親しみやすさ」と「裏表のなさ」でした。女性同士特有の微細な感情の機微を読み合うコミュニケーションに疲弊した結果、会話の着地点が明快な男性との交流に安心感を見出す女性は珍しくありません。
実際に取材した20代後半のIT企業勤務女性は、「学生時代から男兄弟の中で育ち、趣味もガジェットやバイクといった男性比率の高い領域だったため、自然と輪の中心が男性ばかりになった」と語ります。このように、男友達が多い女性の心理の根底には、性別を超えた共通の関心事や、情緒的な共感よりも事実ベースの会話を好む認知的特性が色濃く反映されています。
しかし、現場観察を続けると、この「親しみやすさ」が二通りの結果を生んでいることが分かります。一つは男女問わずリスペクトされる真のフランクさであり、もう一つは無意識に男性の庇護欲や承認欲求を刺激し続ける天然の危うさです。後者の場合、本人は「単なる友人」と主張していても、男性側の無自覚な好意を燃料にして人間関係を維持しているケースが目立ちます。