バモスの整備で最も気をつけたいのが、周囲を囲む金属フレームとのクリアランス(隙間)の狭さです。10mmレンチを回している最中に工具の先端がフレームに触れてショートを起こすと、ヒューズが飛ぶだけでなく車載コンピューターの破損や火災の危険すら伴います。作業時は絶縁テープを巻いた工具を使用するか、短めのソケットレンチを使うのが鉄則です。
また、バッテリーの端子を完全に切り離すと、車両側のバックアップ電源がリセットされます。作業完了後は以下の項目を確認・再設定してください。
・時計およびナビ・オーディオの初期設定(パスコードが必要な機種は事前に確認)
・パワーウィンドウのオート機能復旧(窓を全開にした後、全閉位置でスイッチを数秒引き上げ続ける)
・ECU(エンジンコントロールユニット)のアイドリング学習(無負荷状態で水温計が安定するまで10〜15分ほどアイドリングさせる)
設定作業が不安な場合やメモリー消失を防ぎたい場合は、市販の「OBD2接続型メモリーバックアップ機器」や乾電池式のバックアップ電源を事前に繋いでおくと安心です。