街を歩けば、ビラを配る無数のコンセプトカフェ店員が視界を埋め尽くす。しかし、立ち話や飲食を主目的とするコンカフェと添い寝店の間には、明確な法的・営業的境界線が引かれている。
健全な添い寝店舗の多くは「リラクゼーション業」として営業届を出し、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)における性風俗特殊営業に該当しないクリーンな営業形態を保っている。そこで最もシビアに問われるのが、東京都青少年健全育成条例の遵守だ。18歳未満のキャスト雇用や深夜労働の徹底排除はもちろん、来店客に対する厳格な身分証明書の提示確認が義務付けられている。グレーゾーンに甘んじる悪質店と、法令順守を徹底する健全店との二極化が急速に進んでいる。