世界ランキング上位に君臨する欧州強豪国の戦術変化も見逃せない。かつて世界を席巻した2メートル超の巨漢選手による強烈なスパイク頼みのバレーは影を潜め、現在の世界トレンドは「スピードとリバウンド処理の精度」へと完全にシフトしている。
ポーランドやイタリアは、日本の得意とする高速パイプ攻撃(中央からのバックアタック)を徹底的に研究し、自国のフィジカルモンスターたちに組み込むことでさらなる進化を果たした。また、世代交代に苦しんでいたブラジルも新鋭のミドルブロッカー陣を急速に台頭させており、世界ランク上位の座を奪還すべく攻勢を強めている。