日本のWeb空間において圧倒的な認知度を誇るのが、「いらすとや」の運営者であるイラストレーターのみふねたかし氏だ。時事ネタからマニアックなシュチュエーション、そして日本の伝統行事までを網羅する独特のソフトなタッチは、現代における季節イラストの標準フォーマットを作り上げた。
9月という季節の変遷期において、彼の描く作品が提供する圧倒的な親しみやすさは、自治体の広報誌から大手企業のプレゼン資料に至るまで幅広く重宝されている。複雑なテーマや堅苦しい告知であっても、極限までシンプルに記号化されたイラストを添えるだけでユーザーの心理的ハードルを下げられる。ビジュアルコミュニケーションのあり方を根本から変えた偉大な存在だ。