かつて荻窪のランチタイムを彩っていた丸長中華そば店のシャッターは、現在も閉ざされたままとなっています。店頭の様子を確認に訪れるファンは今も後を絶ちませんが、店舗前には休業を知らせる張り紙が出された以降、具体的な再開日のアナウンスは行われていません。
休業に至るまでの流れを振り返ると、事態は突発的なものではなく段階的な変化として現れていました。数年前から営業時間の短縮や臨時の定休日が増加しており、かつては週を通じて営業していたスタイルから、昼営業のみ・週数日稼働へとシフトしていきました。スープの仕込みや自家製麺の準備に費やす労力を考慮し、限界まで営業規模を絞りながら暖簾を守り続けていたことが窺えます。
2026年現在も店舗物件の取り壊し等は行われておらず、看板や佇まいは創業当時の趣をそのまま残しています。しかし、毎朝立ち上っていた出汁の湯気や仕込みの気配は途絶えており、事実上の無期限休業状態が継続しています。