早朝7時30分。かつてなら開門を待つ車が周辺道路まで数キロにわたって連なっていた時間帯だ。ところが、2026年の現場は静けさを保っている。「予約制が定着してから、集中混雑が分散しました」。そう話すのは、案内係を務めるスタッフだ。
最大の要素は「マイナ免許証」の存在だ。カードのICチップ読み取りと顔認証を組み合わせることで、従来の窓口で行われていた書類記入や本人確認の手間が極限まで削ぎ落とされた。結果として、朝一番のピークタイムでも、建物内への入場から適性検査(視力検査)までの流れが驚くほど滑らかに進むようになっている。