SNSや音楽レビューサイトに寄せられるネットの反応と口コミ評判をリサーチすると、一目惚れ歌詞がいかに人々のパーソナルな記憶と結びついているかが浮き彫りになります。
「高校の文化祭の準備中、ふと目が合った先輩の姿を重ねて今でも聴いてしまう」「満員電車で毎朝見かける名も知らない相手への片思い中、歌詞の言葉ひとつひとつが自分のことのように刺さって涙が出た」といった熱い投稿が目立ちます。楽曲を聴くこと自体が、かつて誰かに心を奪われた「あの瞬間」の体温を蘇らせるタイムカプセルの役割を果たしていると言えます。