高山善廣を語る上で欠かせないのが、新日本プロレスやUWFインターナショナル、プロレスリング・ノアなど数々のマットで苦楽を共にしてきた盟友・鈴木みのるの存在です。事故の一報を受けた鈴木は、即座に記者会見を開き、涙ながらにファンや関係者へ支援を呼びかけました。
鈴木が発起人となって立ち上げられた支援プロジェクト「TAKAYAMANIA」は、単なる募金集めにとどまらず、プロレスリング・ノア、新日本プロレス、全日本プロレス、DDTなど主要団体が競演するオールスター興行「TAKAYAMANIA EMPIRE」へと発展しました。
興行のラストには、病室からの高山の肉声メッセージやビデオレターが上映され、会場は毎回「ノーフィアー!」の合唱と温かい拍手に包まれます。利害関係を超えてレスラーたちが集うこの空間は、高山善廣という男が築き上げてきた人徳と、鈴木みのるの深い友情の結晶です。