「何をやってもキムタク」というフレーズは、長年にわたり彼を形容する言葉として使われてきました。しかし、この言説には大きな盲点が存在します。
検事、パイロット、美容師、アイスホッケー選手、総理大臣など、多種多様なプロフェッショナルを演じるにあたり、木村さんは撮影現場で完璧な所作を身につける徹底した役作りを行っていました。『HERO』で演じた久利生公平のように、一見ラフに見えながらも本質を突くキャラクターを成立させられたのは、彼自身の揺るぎない芯とプロ意識があったからこそです。
また、スーパースターでありながらバラエティ番組『SMAP×SMAP』では過酷なコントや本気の料理対決に挑み、決して格好をつけるだけの存在に甘んじなかったことも、国民的人気を不動のものにした決定的な要素です。
【プロの結論】木村拓哉の過去作を今すぐ履修すべき人の特徴
木村拓哉さんの全盛期カルチャーを体感する上で、特におすすめできる人と、そうでない人の傾向は以下の通りです。
- おすすめできる人:1990〜2000年代の熱気あるJ-POP・トレンディドラマの雰囲気を味わいたい人、本物のカリスマ性を持つ主役の演技を観たい人、メンズファッションの原点を知りたい人。
- 見送るべき人:現代的なテンポの早い短尺ドラマに慣れきっている人や、生々しいリアリズムのみを追求した群像劇を好む人。