愛嬌ある表情と丸みを帯びた独特の体型から、いつしかファンや親方衆の間で「パンダ」という愛称が定着した。本人は時に照れ笑いを浮かべながらも、その親しみやすいキャラクターを受け入れ、ファンサービスやイベントの場でも惜しみなく笑顔を振りまいた。
角界といえば格式高く厳しい世界というイメージが強い。その中で彼の放つ柔らかな雰囲気は、相撲に馴染みの薄い若い世代や女性ファンを引き込む貴重な架け橋となった。厳しい勝負師としての顔と、温かみのある人柄。この二面性が、彼を単なる一力士にとどまらない「角界の愛されキャラ」へと押し上げたのだ。