ネット上の園芸ブログや動画プラットフォームでは、「葉挿し(一粒の球から増やす方法)で簡単に増える」という情報が散見されます。しかし、現場の実験検証において、グリーンネックレスの葉挿し成功率は5%未満という極めて厳しい現実があります。
エケベリアやセダムなどの多肉植物と異なり、グリーンネックレスの球状の葉は単なる水分貯蔵庫に特化しており、茎の「成長点」を葉の根元にほとんど含んでいません。葉をもぎ取って土に並べても、一時的に数本の細い根を出すことはあっても、新しい芽を展開して完全な株へと再生することは生物学的に極めて稀です。「葉だけで増やせる」という言説に惑わされず、必ず「茎の節」を含んだ状態で増殖作業を行うことが不可欠です。