各社が発表した決算データおよび第三者機関による顧客満足度調査の分析から、現在の業界勢力図がくっきりと見えてきます。業界首位のFOOD & LIFE COMPANIES(スシロー)は、都市型店舗の拡充とデジロー(デジタルビジョンレーン)の導入で客単価と体験価値の引き上げに成功。売上高では依然としてトップを独走しています。
一方、ゼンショーグループのスケールメリットを最大限に活かすはま寿司は、手頃な価格帯の維持と注文スピードの改善により、ファミリー層を中心に支持率を急拡大させました。また、オリコン顧客満足度やJCSI(日本版顧客満足度指数)の飲食部門では、元気寿司グループが展開する魚べいが「ネタの鮮度」や「コストパフォーマンス」の項目で大手3強を脅かす高スコアを叩き出し続けています。
ネット上の反応を見ても、「以前はスシロー一択だったが、最近ははま寿司や魚べいに行く機会が増えた」という声が目立っており、ブランド間の地殻変動が確実に進行しています。