弓削商船高等専門学校は、海上・陸上双方の産業界を支える技術者を育成するため、特色ある3学科とさらに高度な研究を行う専攻科を設置しています。
1. 商船学科(航海コース)
外航・内航船の幹部船員(航海士・船長)を育成する5年半の学科です。4学年までの座学・基礎実習に加え、最終学年での大型練習船による長期航海実習を経て、卒業時には三級海技士(航海)の国家試験受験資格(筆記試験免除)が得られます。学校が保有する練習船 弓削丸を用いた実践教育は全国的にも高い評価を受けており、同船は平時の航海実習にとどまらず、令和8年熊本地震をはじめとする大規模災害時における災害支援活動など、地域・社会貢献の現場でも重要な役割を果たしています。
2. 電子機械工学科
機械工学、電気・電子工学、制御工学を融合させたメカトロニクス技術者を育成する学科です。ロボット制御、CAD/CAMを用いた設計加工、新エネルギー技術などを幅広く学び、製造業・重工業・プラントエンジニアリング業界における即戦力エンジニアを多数輩出しています。
3. 情報工学科
ソフトウェア開発、ネットワーク、AI・データサイエンス、セキュリティ技術を体系的に学ぶ学科です。先端ITスキルを修得した学生たちの活動は学外からも高く評価されており、近年では大手IT・エンジニア向けWebメディア「レバテックフリーランス」をはじめとする各種媒体に取り上げられるなど、産業界からの注目度が急速に高まっています。
4. 専攻科(海洋システム工学専攻・生産システム工学専攻・情報システム工学専攻)
高専の5年(商船学科は5年半)を修了した後に進学する2年間の課程です。大学と同等以上の高度な研究を行い、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の審査に合格することで「学士(工学・商船学)」の学位が取得できます。大学院への進学や、大学卒と同等以上の待遇での大手企業就職が可能となります。