「少年自然の家は、学校の団体行事やボーイスカウトなどの青少年団体でなければ泊まれないのではないか」という疑問を抱く人は今なお多く見られます。しかし、茨城県立さしま少年自然の家の公式利用規定において、家族利用および一般利用は明確に認められています。週末やゴールデンウィーク、夏休みなどの長期休暇期間中には、近隣都県(千葉・埼玉・東京など)からも多くの子育て世帯が訪れています。
ただし、利用にあたっては民間ホテルやリゾート旅館とは根本的に異なる前提条件が存在します。当施設は地方自治体(茨城県教育財団等)が管理・運営する社会教育施設であるため、「単なる観光宿泊」や「宴会目的の宿泊」としては利用できません。利用申請時には、現地でどのような体験や学習を行うのかを示す「利用計画書(活動プログラム)」の作成と提出が義務付けられています。
とはいえ、計画書と聞いても難しく構える必要はありません。「1日目の午後に敷地内のアスレチックで運動し、夜はプラネタリウムで星空を観察する」「2日目の午前中は創作工房で焼き板工作を体験する」といった、施設内の体験プログラムに沿ったスケジュールを記入すれば問題なく受理されます。自然と親しみ、規律ある集団生活や自主的な体験学習を目的とする限り、未就学児連れのファミリーから三世代旅行、サークルの合宿まで幅広く受け入れられています。