西利といえば、冬の風物詩である「千枚漬」が有名だ。しかし、いま店内でひときわ注目を集めているのは、独自の乳酸菌研究から生まれた「ラブレ」シリーズである。京都の伝統的な漬物「すぐき」から発見されたラブレ菌を応用し、現代人の健康維持に役立つ商品を次々と開発している。
店頭には、定番の漬物はもちろんのこと、ラブレ菌を手軽に摂取できる飲料やスープ、さらにはスイーツまでが並ぶ。伝統の味を守りながらも、科学的なアプローチで「体に良いもの」を追求する姿勢は、健康意識の高い現代の旅行者にとって非常に魅力的だ。試食をしながら、自分に合った発酵食品を見つける時間は、まるで宝探しのような楽しさがある。