水仙の花が終わったら葉を切るな!毎年見事に咲かせる花後管理の決定版

水仙の花が終わったら葉を切るな!毎年見事に咲かせる花後管理の決定版

水仙の花が終わったら葉を切るな!毎年見事に咲かせる花後管理の決定版に関する注目トピックをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

水仙の花が終わったら、まず最初に着手すべき作業が「花がら摘み」です。花弁が萎れて茶色く変色し始めたら、花首(子房と呼ばれる花の付け根のふくらみのすぐ下)から指でポキッと折り取るか、清潔なハサミで切除します。 ここで決定的に重要なポイントは、「花茎(茎)と葉は可能な限り残す」という点です。花茎自体も緑色をしており、わずかながら光合成を行って球根へ養分を供給しています。最悪なのは、花を放置して結実させてしまう事態です。種子を形成するためには莫大なエネルギーが消費され、球根へ回るはずの栄養分が根こそぎ奪われてしまいます。花がら摘みは「種子を作らせず、全エネルギーを球根の肥大に集中させる」ための防衛策といえます。 花がらを摘み取った直後には、消耗した球根を労い、光合成による養分生成を強力にバックアップするための「お礼肥(おれいごえ)」を施します。施肥の配合バランスには厳密な注意を払わなければなりません。 * 肥料の種類:チッ素(N)が控えめで、リン酸(P)とカリ(K)が豊富に含まれた緩効性化成肥料、あるいは規定倍率に薄めた液体肥料を選択します。 * 配合の目安:N-P-K比率が「5-10-10」や「4-6-6」など、根や球根を太らせるカリ分が強化されたものが理想的です。 * 禁忌事項:チッ素過多の肥料(油かす単体や高チッ素化成肥料)を与えると、球根が腐敗しやすくなる「軟腐病」を誘発するほか、翌年に葉ばかりが生い茂る原因になります。 * 施肥期間:花後すぐに1回置き肥をするか、10日〜2週間に1回のペースで薄い液肥を5月上旬まで水やり代わりに与えます。葉が黄変し始めたら直ちに施肥を中止してください。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。