熱はないのに顔が赤い原因とは?赤ら顔の治し方と隠れた病気の真相

熱はないのに顔が赤い原因とは?赤ら顔の治し方と隠れた病気の真相

熱はないのに顔が赤い原因とは?赤ら顔の治し方と隠れた病気の真相について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

インターネット上には「赤ら顔は冷水で冷やし続ければ治る」「ピーリングで肌のターンオーバーを早めれば改善する」といった誤った言説が散見されます。しかし、氷や保冷剤を直接肌に当てる急激な冷却は、反動による「反応性血管拡張」を招き、かえって赤みを強めます。また、ピーリングは薄くなっている角層をさらに削り取り、毛細血管を剥き出しにする極めて危険な行為です。

セルフケアで改善しない毛細血管拡張症や酒さに対して、現代医学で最も決定的な成果を上げているのがパルスダイレーザー(代表格:VビームII・Vビームプライム)です。血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンに特異的に吸収される595nmの波長を照射し、異常拡張した毛細血管のみを選択的に熱破壊・収縮させます。

気になる費用面ですが、単純性血管腫や重度の毛細血管拡張症と診断された場合は健康保険が適用され、3割負担で1回あたり約6,000円〜1万円(照射面積による)で受けることが可能です。ただし、保険適用の照射間隔は原則3ヶ月に1回以上と定められています。一方、広範囲の酒さ治療などで自由診療となる場合の費用相場は、全顔1回あたり15,000円〜35,000円前後となります。通常、3〜5回の継続照射で70〜80%以上の赤み軽減効果が期待できます。

【プロの結論】皮膚科を受診すべき人・セルフケアで様子見できる人の判断基準

すべての赤ら顔にレーザーが必要なわけではありません。自身の肌状態を冷静に見極める判断基準を提示します。

  • 即座に皮膚科を受診すべき人:赤みが1ヶ月以上持続している/血管が糸状に目視できる/ブツブツや膿を伴う/洗顔後にヒリヒリとした痛みが続く/ステロイドを長期間塗布していた経験がある。
  • セルフケアと生活習慣改善で様子見できる人:入浴後や飲酒時など特定の状況下のみ一時的に赤くなる/痛痒さはなく皮膚の皮むけもない/十分な保湿と低刺激スキンケアで数日以内に元の肌色へ戻る。
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。